こんにちは!青じそです!
英語長文って英語の入試の中でも大きな割合を占めていますよね。
ただ本屋に行くと英語長文の問題集の量が多くてどれを使ったらいいかわからない!
そんな人も多いと思います。
なので今回は僕が高校時代に使った英語長文の問題集を紹介したいと思います!
高校時代に使ったオススメの英単語帳はこちら!
青じそ
夏の模試ではE判定でしたが、現役で京大に合格し京大農学部に通っています。
勉強法や使っていた問題集・参考書を紹介しています!
問題集の選び方
英語長文の問題集の選び方でいくつかポイントがあるので紹介したいと思います。
解説の丁寧さ
まず1つ目は「解説の丁寧さ」です!
これは英語長文に限らず、どの問題集にも言えることですが、解説が丁寧でないものは使わないようにしましょう。
英語長文の問題集では問題ごとの解説だけでなく、問題文の和訳、難しい英文であれば構文の解説が載っていればなお良しです。
とにかく自分が解説を読んで新しく疑問点が浮かばないような問題集を選びましょう。
CDがついている
2つ目は「CDがついている」です!
このCDを何のために使うかというと音読です。
音読をすることでリスニング力向上、速読力アップ、日本語を介さずに英語を理解できる、英作文の力アップなど様々な良いことがあります。
ただ実際のところCDがついているのは長文問題集の3割程度といったところだと思います。
例えば長文を毎日一題解くと2、3週間で一冊やり終わってしまうと思うので、CDのついていない問題集もやることになると思います。
そのためどっちか迷ったらCDのついている方ぐらいの気持ちで大丈夫です。
音読の方法やメリットはこちらの記事で紹介しています!!
単語数
3つ目は「単語数」です!
これは1つの長文問題が何単語から構成されているかということです。
京大英語の特徴として単語数は多くないが1つの文が長く、難しいということがあげられます。
2021年の京大英語の大問1の単語数は約570語、大問2では約720語でした。
そのため問題集で1000語を超えるような長文を解く必要はありません。
しかし大体の問題集は単語数が多くなるにつれ、長文の難易度も上がっていくという京大受験者泣かせなところがあるので、長文問題集だけでまかなえないところは構文の問題集をやりましょう。
使用した問題集
それでは実際に使用した問題集を紹介していきます!
やっておきたい英語長文500
まず1つ目は「やっておきたい英語長文500」です!
- 難易度★★★☆☆
- オススメ度★★★★☆
やっておきたい系の問題集は4種類あり、
- やっておきたい英語長文300
- やっておきたい英語長文500
- やっておきたい英語長文700
- やっておきたい英語長文1000
があります。300や500などの数字はおおよその単語数を表しています。
つまり「やっておきたい英語長文500」は単語数が500程度の長文を集めた問題集ということです。
どの問題も大学入試で出題された文章を使用しているため、実践的な力を伸ばすことができます。
また解説も丁寧で、文章中に含まれる少し難しい単語の日本語訳もしっかりと載っているので解説を見てつまずくことは少ないと思います。
ちなみにCDはついていません。
もし「やっておきたい英語長文500」が難しければ、もう少し簡単な「やっておきたい英語長文300」から始めてみてください。
- たくさん英語長文を解きたい
- 共通テストより少し難しいレベルの長文を解きたい
大学入試 英語長文ハイパートレーニングレベル2 標準編
続いては「大学入試 英語長文ハイパートレーニングレベル2 標準編」です!
- 難易度★★☆☆☆
- オススメ度★★★★★
この問題集は表紙にも書いてあるとおり、基本的には共通テスト程度の難易度です。
この本の良い点としてはCDがついている点と解説が丁寧な点です。
特に解説は他の問題集ではなかなかないSVOCが振ってあったり、長文の白文、スラッシュリーディング用の文章が載っていたりと自学自習するにはもってこいの問題集だと思います。
またCDを活用し、音読をするための文章が載っているので、CDを利用することでより英語力を向上させられると思います。
- 音読をしたい
- 共通テストと同じくらいのレベルの長文を解きたい
もし「標準編」が難しく感じたら同じシリーズの「超基礎編」がオススメです!!
大学入試 英語長文ハイパートレーニングレベル2 難関編
続いては「大学入試 英語長文ハイパートレーニングレベル2 難関編」です!
- 難易度★★★★☆
- オススメ度★★★★★
「ハイパートレーニング 標準編」の一個難しいバージョンです!
同じシリーズなのでCDつきの部分や解説が丁寧なのは変わらずでこちらもオススメです!
難易度としては共通テストよりは難しく、有名私大レベルというくらいです。
京大や早慶の難易度には届きませんが、過去問の前の最後の問題集としては使えるレベルだと思います。
- 「ハイパートレーニング 標準編」をやり終わった
- 過去問の前に問題集を1冊やりたい
英語長文レベル別問題集
続いては「英語長文レベル別問題集」です!
- 難易度★☆☆☆☆~★★★★★(レベル1~6合わせて)
- オススメ度★★★★☆
(6冊別々で紹介すると長くなってしまうので、今回の難易度はレベル1~6全て合わせてのものとなっています。)
こちらは「ハイパートレーニング」と同様、安河内先生が書かれた問題集なので形式などは「ハイパートレーニング」と似ています。
安河内先生は音読をすごく推しているのでこの「レベル別問題集」も音読がしっかりできるような内容となっています。
ただ「ハイパートレーニング」に比べ、少し解説が少ないです。
そのため音読をやりたい人にとっては十分かもしれませんが、長文を解きたい人にとっては不十分かもしれません。
ただレベルが6つと他の問題集ではないくらいレベルが細かく分けられているので、解説が少なくても自分の実力にあったレベルを選ぶことができると思います。
- 音読教材がほしい
- 自分のレベルに合う問題集がほしい
合格へ導く英語長文Rise 読解演習4.最難関編
続いては「合格へ導く英語長文Rise」です!
- 難易度★★★★★
- オススメ度★★★★★
こちらはZ会の問題集ということで小さな本屋さんでは売ってないかもしれません。
ただ問題の難易度や記述式の問題が多いという点で京大英語に近い問題集だと思います。
解説は丁寧ですが、CDはついていません。
難易度はかなり高めなので英語の力が十分についてからやるといいです。
また同じシリーズで
- 「読解演習1.基礎編(高2~センター試験基礎レベル)」
- 「読解演習2.基礎~標準編(センター試験レベル)」
- 「読解演習3.標準~難関編(センター試験~難関国公立・難関私立レベル)」
が出ているので「読解演習4」が不安な人はまずこちらをやってみてからでも良いと思います。
- 記述が多い問題を解きたい
- 難しい文章を読みたい
京大の英語27カ年
最後は「京大の英語27カ年」です!
- 難易度★★★★★
- オススメ度★★★★★
こちらは名前の通り、京大の英語の過去問27年分が掲載されています。
他の英語長文問題集に比べ解説は不親切な部分が多いですが、京大入試の文章の短さと難しさを両立しているのは過去問ぐらいしかないと思います。
ただし注意点として最近では穴埋めやようやく問題などの割合が多くなってきていますが、ちょっと前の問題になると大問1つの問題全て英文和訳という形式になっていきます。
そのためそのような過去問をやるときには問題を解くことよりもしっかりと文章を理解できているかに重きを置いて問題を解いてください。
- 京大英語の形式を解きたい
- 難しい文章を読みたい
おわりに
いかがだったでしょうか?
英語長文はできるだけ1日1題解いていけば必ず力は伸びていきます。
毎日少しずつ成長していきましょう。
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