こんにちは!青じそです!
今回は京大英語の傾向と対策を紹介したいと思います!
青じそ
夏の模試ではE判定でしたが、現役で京大に合格し京大農学部に通っています。
勉強法や使っていた問題集・参考書を紹介しています!
以前に英語の勉強で使用した問題集・参考書を紹介しているのでこちらもぜひご覧ください!
京大英語の構成
まずは京大英語の構成を確認しましょう。
京大英語は大問が4つ、大問1,2は長文読解、大問3,4は英作文となっています。
最近、問題の傾向や出し方が細かく変わっていますが、長文読解と英作文という出題の仕方は変わっていません。
京大英語の過去問はこちらから見ることができます!
(著作権の関係で大問3,4のみ)
一般選抜の試験問題等 | 京都大学 (kyoto-u.ac.jp)
京大英語の傾向・特徴
傾向
長文
京大英語の長文は少し前まで英文和訳の問題ばかりでした。
ただ最近は要約問題や穴埋め問題も出題されており、問題のバリエーションが多くなってきています。
年によって要約問題や穴埋め問題の量は変わりますが、主になるのは英文和訳です。
英作文
以前はある書籍から3,4文程度取りだしたものが2題出題されていました。
ただ最近は自由英作文の問題も出題されるようになってきています。
毎年出題される形式が異なっているので和文英訳だけでなく自由英作もしっかりやっておく必要があります。
特徴
長文
京大英語の長文は一題700単語程度で長くありません。
しかし一つ一つの文が複雑で難しい単語も使われるので読むのに時間がかかります。
ただ英語の試験時間は2時間と長く、問題数も少ないので急いで読む必要はありません。
その分、精読(じっくり正確に読む)力が試されます。
また問題は英文和訳が中心です。
英作文
英作文は和文英訳と自由英作があります。
和文英訳はまず日本語が難しいです。日本文を読んだときにこの文章はどのようなことを言っているのかを正確に理解する必要があります。
過去には「生兵法は大怪我のもと」や「積ん読」という言葉が出ており、まず日本語の意味を知っているか危うい言葉も出てきます。
また抽象的な文章が多いため、ただ単に日本語を英文に訳すのではなく、日本語の意味から英文を書く必要があります。
自由英作は最近出題され始めた問題であり、毎年出題形式が変わっています。
会話文に適するように1文作文するような問題や、自分がある人物になりきって1から文章を書く問題などが出題されています。
どの形式が出題されるかは予想しづらいのでどんな問題が出ても対応できるようにする必要があります。
京大英語の対策

長文
京大英語の長文で必要になってくるのが「いかに正確に読めるか」です。
細かく分けて対策を紹介したいと思います。
単語
京大は英文和訳の問題が多いので単語を正確に覚えておく必要があります。
しかし京大英語の単語は難しいものも多いです。
またその難しい単語が英文和訳や要約問題に出てくることもあります。
単語帳に載っていないような単語も毎年必ず出てくるので単語を推測する力も必要です。
わからない単語が出てくるのはしょうがないですが、他の人がわかるような単語がわからないと特に英文和訳で得点できません。
そのため単語帳は2,3冊はやっておく必要があるでしょう。
文法・構文
京大英語は文法問題は出ません。
穴埋め問題では文法の知識が役立つことがありますが、難しい知識はいりません。
反対に構文の勉強は必須です。
京大は1文が長く複雑なものが多く、英文和訳でも構文の知識が必要になります。
そのため構文の勉強はしっかりやっておきましょう。
長文読解
京大英語は単語数が少ないため、1文1文が理解できればそこまで難しいものではありません。
そのため単語数が多く、時間の制約が厳しい問題集を解く必要はありません。
難しい文をゆっくりでも良いので正確に理解できるようにしましょう。
英作文
英作文は「どれだけ間違ったことを書かないか」が重要です。
単語・熟語
長文では英単語を見て日本語訳がわかるかどうかが重要ですが、英作文では逆で日本語を見て英単語が出てくるかどうかが重要です。
単語数はそこまでいりませんが、よく出てくる表現や単語はすぐに出てくるようにアウトプットをしっかりしていきましょう。
問題集・過去問
普通の英作文は今までずっと出題されてきたので過去問をやれば十分です。
しかし自由英作文は最近出題されるようになったため問題数があまりありません。
そのため他の大学の過去問や塾が行なっている京大模試、市販の問題集で練習しましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか?
英語は完成までに時間がかかりますが、力がつけば安定して点数が取れる科目です。
得点源にできるようにがんばっていきましょう!!
コメント