京大生が教える!英語の音読のメリットとやり方!

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勉強方法

こんにちは!青じそです!

英語の勉強法としてよくあげられる「音読」。

ただどのように行えばいいかまで詳しく説明されていない場合も多いです。

音読は英語の力を伸ばす効果が絶大なだけにやり方は間違えないで行いたいです。

今回は現役京大生の僕が音読をやり方を伝授します!

筆者のプロフィール

青じそ

夏の模試ではE判定でしたが、現役で京大に合格し京大農学部に通っています。

勉強法や使っていた問題集・参考書を紹介しています!

音読のメリット

まずはじめに音読を行うメリットを紹介したいと思います!

リスニング力向上

音読のメリット一つ目は「リスニング力向上」です!

音読を行うときにCDの音声を聞くため、リスニング力が向上します。

また英語を聞くことでリスニング力が向上すると思いがちですが、発音するというのも非常に効果があります。

「英語を聞き取れる→英語を発音できる」

は成り立ちませんが、

「英語を発音できる→英語を聞き取れる」

は成り立ちます!

つまり自分が発音できるレベルの英語ならば聞き取れるということです!!

そのため長文やリスニングの文章を繰り返し音読し発音できるようにすることで同じ難易度の文章であれば聞き取ることができるようになります!

速読力アップ

音読のメリット2つ目は「速読力アップ」です!!

音読で速読力がアップする理由として「正しい発音がわかる」ことがあげられます。

長文を読んでいるときを思い出してほしいのですが、みんな心の中で文章を発音しています。

ここで大切なのは文章を読んで理解する際は音が重要になってくる点です。

例えば本の中でよく出てくる名前や読めない漢字があった場合、間違っているかもしれないけど適当に読み仮名つけてまた出てきたら自分のつけた読み仮名で読むという経験をした人はいませんか?

趣味の読書ならそれでもいいかもしれませんが、時間の制約のある試験でこれをしている暇はありません。

そのため音読をして、単語の発音や熟語の発音をペラペラにしておくことで文章を速く読むことができるようになります。

英語を日本語に介さず理解できる

みなさん長文を読むときいちいち日本語に訳していませんか?

一つ一つを日本語に訳していると時間の制約が厳しい試験では間違いなく間に合いません。

そこでカギとなるのが「英語を英語のまま理解する」ことです。

そうすることで速く正しい意味で長文を理解することができます。

そしてなぜ音読が良いのかというと音読は英語を日本語に訳す暇がないため、強制的に英語を英語のまま理解する環境を作り出すことができるからです。

音読で英語を英語のまま理解する練習を繰り返すことで長文を速く読めるようになったり、リスニングでも話の内容を理解できるようになります。

英作文ができるようになる

「なんで『音読』で英作文ができるようになるの?」

と思う人もいるでしょう。

実は音読を何回も繰り返しているとその文章をだんだんと覚えてきます。

リスニングや長文で使われる文章は文法やニュアンス的に正しい文章が多いです。

そのためそれらの文章を繰り返し音読することで英作文のときに使用できる語句が増え、また文法面で減点されることも少なくなります

音読のやり方

それでは実際に音読のやり方を紹介したいと思います!

もし1日1題長文が解けなくても毎日音読をしていたらオッケーです!

(1.長文やリスニングの問題を解く)

長文やリスニングの文章を音読教材として使用する場合、まずはいつも通り問題を解いてください。

ここでは特に特別なことをする必要はありません。

問題を解いたら答えや解説を確認してください。

2.意味を理解する

次は文章の内容を理解してください。

文章の内容を理解せずに音読をしても、ただ音を追っているだけになり、音読の効果が発揮できません。

文章の内容を理解しながら音読をすることで「英語を英語のまま理解できる」ようになります。

3.1文ごとに音読する

続いては1文ごとに音読します。

CDで1文聞いたら、停止してCDと同じように1文音読します。

もし1文が長くいきなり1文音読することが難しければ、文節で区切りながら音読しましょう。

ここで意識することとしては文章の意味と構造です。

構造を意識して、主語や動詞、節や句の範囲などを確認してください。

4.CDなしで音読する

ある程度音読できるようになったら次はCDなしで音読してみましょう。

CDなしで音読してみると今までできていた発音ができなかったり、意外なところで詰まったりすることがあります。

そうなった場所があったらまたCDを聞いて発音を確認したり、何回も発音してすらすら言えるようにしましょう。

5.シャドーイング

文章をすらすらと読めるようになってきたらシャドーイングをしましょう。

シャドーイングとはCDよりも2,3語遅れながら発音する方法です。

影(シャドー:shadow)のようにCDの後ろをついていきます。

ここで大事なのは2,3語遅れることです。速すぎて追いついても、遅すぎて離されてもいけません。

はじめは文章を見ていいのでCDを耳で聞いてそれを発音することを心がけてください。

そしてそれに慣れてきたら文章を見ずにCDのみを使ってシャドーイングを行ってください。

シャドーイングは難しくはじめは全然できないと思いますが、シャドーイングまでできれば英語の力が格段にアップします!

番外編

上記で説明した方法以外にも音読せずにCDを聞いたり、CDの音声に合わせて音読したり、音読はせずに口パクをしたりといろいろなやり方があります。

同じ方法ばかりやっていても飽きてしまうので臨機応変にやり方を変えながらやりましょう。

ただシャドーイングだけは一番重要なのでやるようにしてください

音読のコツ

最後は音読のコツを紹介します!

全力でマネをする

音声の発音だけでなく、リズムや息づかいなども全力でマネをしてください!

音読というかものまねという認識でOKです。

ネイティブのマネをすることで自然と発音やリズムがネイティブに似てきます。

最初から完璧を目指さない

音読を始めたばかりではなかなかうまくいかないことも多いと思いますが、最初から完璧にできる人はいません。

それでも毎日少しでもやっていけば必ず力は伸びていきます。

勉強は自分の力が伸びていく過程が楽しいので自分の成長を感じ取ってください。

録音してみる

「もう完璧に発音できるようになった、もう音読する必要はない」と思ってしまった人、ちょっと待ってください!

一回自分の音読を録音して聞いてみてください。

録音した自分の声が気持ち悪いというのは置いておいて、意外と全然できていないことに気が付くと思います(もしCDと同じようにきれいに発音できていたら音読完了です)。

自分に厳しくしすぎるのは良くないですが、もし自分に甘くなりそうになったときは一度録音して聞いてみてください。

おわりに

いかがだったでしょうか?

音読は英語の究極の勉強法だと考えています。

そのため音読の効果を最大限に発揮して英語の力をぐんぐん伸ばしていきましょう!

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