こんにちは!青じそです!
京大の物理の過去問27年分が掲載されている「京大の物理27カ年」。
京大を物理で受験するならよっぽど物理が苦手な人を除いてはやっておいてほしい問題集です!

どんなふうに進めていったらいいの?難易度は?

いつから始めたらいいの?
今回はこんな悩みにお答えします!
青じそ
夏の模試ではE判定でしたが、現役で京大に合格し京大農学部→京大大学院に通っています。
勉強法や使っていた問題集・参考書を紹介しています!
結論
京大の物理27か年はこんな問題集です!
- 難易度…過去問というだけあって難しめ
- 使い方…年度ごと、分野ごと、苦手なとこだけのように自分にあった使い方で
- 始める時期…過去問をやり始める時期(高3の夏くらいから出来たら十分)
それでは一つ一つ詳しく見ていきましょう!
難易度
やはり京大の過去問なので高校物理の問題集の中でも難しい方です。

有名どころの問題集でいうと「名問の森」の一個上のレベルかな
「新物理入門問題演習」は微積も使っているので単純には比較できませんが、同レベルくらいです。
ただはじめの方の問題は基本的な問題のため、教科書レベルの知識で解ける問題もあります。
京大物理は問題文が長い、穴埋めという特徴があり、これに慣れるまでは解きにくいかもしれません。
しかし京大受験ではこの形式で解かなければならないため、どっちにしろ慣れる必要があります。
また解答は決して丁寧ではありませんが、雑というほどでもないです。
もし解答を読んでもわからなければ、少し簡単な問題集に戻った方がいいかもしれません。

「名問の森」が解けるようになったら「京大の物理27カ年」を始めて大丈夫!
使い方

使い方は大きく3通りあります!
- 年度ごと
- 分野ごと
- 苦手なところだけ

一つずつ説明していくよ!
年度ごと
「京大の物理27カ年」は分野ごとに問題が掲載されています。
しかし巻末に入試年度と問題番号が書いてあるため、どの問題がいつ出たかというのは確認することができます。

時間を計りながら本番さながらで問題を解きたい人にオススメ!
分野ごと
二つ目は「分野ごと」です。
「京大の物理27カ年」を普通に進めようとするとこのやり方だと思います。
物理は力学、熱力学、波動、電磁気、原子の5つの分野に分けられますが、
「京大の物理27カ年」も5つの分野ごとに掲載されています。
そのため他の問題集と同様に、はじめの力学から順番に進めていく方法が分野ごとに進めていくやり方です。

27カ年に掲載されている問題全てを解く予定の人、1問1問じっくりやりたい人にオススメ!

自分の苦手なところだけ
分野ごとと少し似ていますが、自分の苦手なところだけをやる方法もあります。
例えば、力学の中でも2物体の運動が苦手!ということであれば、
2物体の運動だけをやればいいですし、
電磁気のコンデンサーだけできない!ということであれば、
コンデンサーだけを何回も解けばいいです。
もし苦手な分野の問題数が少ないならば他の問題集をやるか、そもそも京大で出題されることがあまりないということでもあります。
始める時期
「京大の物理27カ年」を始めるのは京大の過去問を始めるのと同じ時期がいいです。
ただもし物理だけめちゃくちゃ得意!ということであれば、早めに始めるのもいいと思います。
上述の通り、京大物理は問題文が長い、穴埋め形式のためなれるのに時間がかかる可能性があるからです。
しかし基礎がまだ出来上がっていなかったり、自分の実力に合わなかったりすることもあるので焦る必要はありません。
問題演習の観点からいうと、共通テスト後からでも十分間に合います。
もし間に合いそうになかったら、よく出題されるところ、自分の苦手なところを重点的に行いましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか?
物理はわかるようになると安定して点数が取れるようになるのでしっかり問題を解いて対応できるようにしましょう!
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