こんにちは!青じそです!
大学の授業って「自由」とか、「大人数で受ける」とかいろいろイメージがあると思います。
今回はそんな大学の授業がどのような仕組みになっているかを紹介したいと思います!
青じそ
夏の模試ではE判定でしたが、現役で京大に合格し京大農学部に通っています。
勉強法や使っていた問題集・参考書を紹介しています!
大学の授業は自由なの?
大学の授業というと「自分で好きな授業が選べて自由」と思っている人も多いと思います。
ただこれは半分正解で半分間違いです。
確かに自分で好きな授業を取ることもできますが、大学や学部によってその自由度は異なります。
ある授業を取らないと卒業できない場合や5つの授業のうち3つの授業を取らないといけないというようにあらかじめ取れる授業に制約がある場合もあります。
特に理系は実験などあらかじめ取らなければいけない授業が決まっていることが多く自由度は低めです。

授業の種類
大学の授業は1コマ1時間30分で京大は1日最大5コマ取ることができます。
大学の時間割は次の通りです。
時間 | |
1限 | 8:45~10:15 |
2限 | 10:30~12:00 |
昼休み | 12:00~13:15 |
3限 | 13:15~14:45 |
4限 | 15:00~16:30 |
5限 | 16:45~18:15 |
大学の授業には大きく2種類あり、「全学共通科目」と「専門科目」があります。
「全学共通科目」と「専門科目」
すべての授業は「全額共通科目」か「専門科目」に分けることができます!
全学共通科目
「全学共通科目」は「一般教養科目」とも呼ばれ、よく「般教(ぱんきょう)」と略されます。
般教は1回生や2回生の間に授業を受け、学部学科関係なく受けることになります。
般教の中でも語学、自然科学、人文・社会科学などのようにカテゴリー分けされており、カテゴリーごとに取らなければいけない単位数が決まっています。
(例:語学8単位、自然科学20単位、人文・社会科学10単位。大体の授業は2単位です。)
学部によっては取る授業も指定されている場合もありますが、自分の好きな授業を取ることができます。
基本的な内容を学ぶため専門科目に比べ勉強内容は簡単です。
10人程度の少人数で互いに意見を出し合いながら受ける授業から300人を超える大人数で受ける授業まで授業の形態は様々です。
専門科目
「専門科目」は学部や学科が提供する授業で専門的な内容を学びます。
学年が上がるにつれ授業数も増えてきます。
理系学部では実験もあり、午後の授業が全て使われる場合もあります。
そのため1,2回生のうちにある程度般教の単位を取れていないと3,4回生で般教と専門の両方の授業を取らなければならなくなるため忙しくなります。
自分の好きな授業を取ることもできますが、学部や学科で指定されていることも多いです。
専門科目の中でも3回生配当科目から20単位のように単位数の条件が指定されている場合があります。

その他の授業の種類
ここからは少し細かい授業の種類を紹介します!
これから紹介するものはちょっと特殊な授業です!
リレー講義
また授業の中には「リレー講義」なるものがあります。
リレー講義とは1人の教授だけでなく複数人の教授が授業ごとに交代していく講義のことです。
一つの授業を取っていても何人もの教授の話を聞くことができるのでお得感があっておもしろいです。
ここだけの話、リレー講義の授業は単位が取りやすいものも多いので人気があります。
少人数教育科目(ILAS)
授業の中には少人数教育科目(ILAS)と呼ばれるものがあります。
この授業では先生1人に対して学生が10人程度の少人数で授業が行われます。
授業の形式は様々ですが、少人数で行うためディスカッションなど学生1人1人が発言できる形式が多いです。
E科目
E科目とは語学の授業とは別の英語にまつわる授業のことです。
E科目にはE1、E2、E3の3つの種類があり、

となっています。
どの学部もこのE科目の単位は必要で京大を卒業するためにはE科目を履修する必要があります。

英語は受験で終わりではなく、大学に入ってからも必要なんですね~!
授業の選び方
自分の好きな授業を選んでいいと言われても開講している授業は山のようにあり、どれを選べばいいかわからないときがあります。
そんなときどのように授業を選ぶかですが、
- 空いている時間を確認する
- 楽単を調べる
- 成績の評価方法を調べる
をして授業を選んでいきます。
空いている時間を調べる
まず空いている時間を調べます。
バイトやサークルがある時間は避けたり、空きコマ(授業がないコマ)がありすぎないようにします(1コマ空くと休み時間15分×2と授業時間1時間30分の合計2時間が暇になります)。
また朝が弱い人は1限に授業を入れないようにすることで朝はゆっくり過ごすことができます。
楽単を調べる
楽単とは単位を取るのが簡単な授業のことです。
いくら自分の好きな授業といっても全てが評価の厳しい授業だとテスト期間に苦しくなります。
またGPAと呼ばれる成績評価が良いと就活や奨学金で有利になることがあります。
そのため自分があまり興味のない分野や忙しくて勉強にあまり時間が取れない時期は楽単を多めにしておくことがオススメです。
楽単は友達や先輩に聞くといろいろな情報を得ることができます。
また京大ではChot★Betterと呼ばれる楽単が載っている冊子を前期や後期のはじめの方に配っているのでそこから情報をゲットするのもオススメです。
成績の評価方法を調べる
大学は授業を取ればいいというわけではなく単位を取らなければいけません。
単位は成績が良ければ取れるのですが、その成績評価方法はいくつかあります。
- テスト(小テスト含む)
- レポート
- 出席
主にこの3つで評価されます。
授業によってテスト100%で評価する授業、出席20%テスト80%の授業、中間レポートと最終レポートで評価する授業など様々です。
ただ例えばテストで評価する授業ばかり取るとテスト週間に勉強で忙しくなります。
この3つのバランスがうまく取れるように取る授業を決めることが必要です。
おわりに
いかがだったでしょうか?
大学の授業は高校の授業とは大きく変わっている点が多いです。
大学の授業は多種多様でみなさんの気になる授業も多いと思います!
コメント