こんにちは！青じそです！
今回は非常に評価の高い問題集「世界一わかりやすい京大の理系数学」、通称「せかきょう」を実際に使ってみた感想をお話ししたいと思います！
青じそ
夏の模試ではE判定でしたが、現役で京大に合格し京大農学部に通っています。
勉強法や使っていた問題集・参考書を紹介しています！
結論
「世界一わかりやすい京大の理系数学」は京大の理系受験者全員にオススメできるくらい良い問題集です！
別に回し者とかじゃないよ（笑）
その理由としては「解説が丁寧」と「問題へのアプローチの方法が書かれている」にあります。
詳しくは次のメリットでお話しします！
メリット
「せかきょう」のメリットとして「解説が丁寧」と「問題へのアプローチの方法が書かれている」があげられます。
これは著者の池谷哲（いけや さとる）先生自身が難関大数学ができず、二浪して京大工学部に合格した経験があるため、そのような生徒にもわかるように書かれた本であるためだと思います。
解説が丁寧
まず1つ目は解説が丁寧であるという点です。
京大の過去問を扱っている問題集の中では圧倒的に解説がわかりやすく、
京大の過去問をやってみて大問を一つも解けなかったという人でも理解できるくらい丁寧に書かれていると思います。
タイトルに「世界一わかりやすい」と書いてあるだけありますね！
通常の問題集では難易度が上がるほど、「これぐらいわかるでしょ」と言わんばかりに、省いているところも多いですが、「せかきょう」はそれが全くありません！
問題へのアプローチの方法を重視している
2つ目は解説が丁寧と少しかぶりますが、問題へのアプローチ方法がしっかりと書かれている点です。
こんな経験はありませんか？
解説の意味はわかるんだけど、その発想が思いつかないんだよな～
なんでこんな考え方をしてるんだ～！
他の問題集をやっているとこんなことがあると思います。
しかし「せかきょう」では「どうしてこの解法を使うのか」、「問題文からどのように推測するか」が書かれています。
京大数学は小問が少なく、他大学では最後に求めるような問題を初めから出題されます。
そのため数学が苦手な人からすると「はじめに何をやればいいかわからない」、「一歩目のアプローチ方法がわからない」が続出します。
そこでこの本では解答に行き詰まったときにどのようなアプローチをすればいいかをわかりやすく解説しています。
問題の解説はその問題特有ですが、アプローチ方法はどの問題にも生かせることなので個人的にこのアプローチ方法の解説はとても助かりました。
デメリット
解説が丁寧すぎる
そんな「せかきょう」ですが、デメリットをあげるとすれば「解説が丁寧すぎる」ことです。
数学が得意な人の中には
なんでわざわざこんなに前置きが長いんだ！
と感じてしまう人もいるかもしれません。
この本は京大数学がなかなか解けないという人向けの本になっています。
そのため現時点で京大数学で安定して4、5完できる、数学で満点を狙っているという人にとっては「ここまで解説しなくてもわかるわい！」って感じかもしれません。
そんな人は「京大の理系数学27カ年」などでどんどん問題を解いていくことをオススメします。
問題集が分厚い
解説が丁寧過ぎるが故に問題集は分厚いです。
これ以上荷物を増やしたくないという人にはあまり合わないかもしれません。
正直これぐらいしかデメリットないです（笑）
せかきょうがオススメの人
メリット・デメリットまとめて「世界一わかりやすい京大の理系数学」がオススメな人のレベルとしては
- まだ過去問を始めていない
- 過去問で1、2完はできるけどそれ以上ができない
- わからない問題は一歩目から何をしたらいいかわからない
です！
とりあえず京大受験する人で数学がめちゃくちゃ得意！っていう人を除いては「せかきょう」をオススメします！
せかきょうの時期と使い方
せかきょうは京大の過去問を集めた問題集です。
そのためせかきょうを行う時期としては過去問を始める前がオススメです。
月でいうと高校3年生の夏休みや9月、10月に始められたら理想的です。
もちろんもっと早くても大丈夫ですし、共通テストが終わってからでも十分効果があると思います。
解説の丁寧さやアプローチ方法が充実しているので過去問を行う前にせかきょうを一通り終わらせてから過去問に入るという使い方がオススメです。
しかしせかきょうに掲載されている問題のほとんどは過去問なので、もし過去問は問題を知らない状態で年度別にやりたいという人はせかきょうは過去問を解いた後の解説として使うことがオススメです。
またせかきょうは単元別にまとめられているので自分の苦手な範囲だけ行うというのもやり方の一つです。
おわりに
いかがだったでしょうか？
せかきょうは個人的にすごく好きな問題集でこれがなかったら数学の点数が30点くらい落ちてたんじゃないかと思うほど役に立ちました。
もし興味があったら実際に書店などで手に取ってみてください！
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