東大と京大どっち?京大生から見た東大と京大のメリット・デメリット

スポンサーリンク
その他

こんにちは!青じそです!

日本の大学2トップとして有名な東京大学と京都大学。

しかし中には

東大と京大どっちを選べばいいの?

東大と京大ってどんなところが違うの?

こんな疑問を持っている人もいるかもしれません。

そこで今回は京大生の僕から見た東大と京大の違いを紹介したいと思います!

筆者のプロフィール

青じそ

夏の模試ではE判定でしたが、現役で京大に合格し京大農学部→京大大学院に通っています。

勉強法や使っていた問題集・参考書を紹介しています!

結論

結論!東大と京大のメリット・デメリットはこんな感じです!

東京大学京都大学
メリット入学してから学部を選べる
・他大学と交流しやすい
・日本で一番の大学である
・関東で就活しやすい
・アルバイトの雇用が豊富
・研究する環境が整っている
1回生のうちから専門的なことを学べる
関西で就活しやすい
履修登録の自由度が高い
・家賃が安い
全員時計台のあるキャンパスで学べる
デメリット・進振りがあるため、入学後も勉強が大変
家賃が高い
最下層の学力は東大より下 
その他の違い・真面目
・入試は速く正確に
変人
・入試はゆっくり時間をかけて

それでは詳しく見ていきましょう!!

東京大学のメリット・デメリット・特徴

メリット

入学してから学部を選べる

東大はまず理科一、二、三類、文科一、二、三類という枠組みで入学し、3年以降から学部が分けられる進学振り分け(進振り)があります

大学でいろいろな分野を勉強してから自分の進みたい道を決められるため、大学を志望したときにやりたいことが特に決まっていなくても自分の進む道をゆっくり決めることができます

京大は入学するときには学部が決まっています。

転学部・学科も可能ですが、単位事情や人間関係、入試時の点数など考慮することが多いため、転学部・学科をする人は多くありません。

僕の周りにも「思っていた研究内容と違った」と言っている人は多いため、京大では志望する段階からしっかり学部・学科を調べておく必要があります

他大学と交流しやすい

東京には国立、公立、私立全てあわせると143もの大学があります。

対して京都は国立、公立、私立をあわせても34の大学しかありません。

大学では「インカレ」と呼ばれる複数の大学のメンバーがいるサークルがあります。

インカレサークルでも東大はさまざまな大学の人がいるのに対し、京大ではある程度限られた大学の人しかいません。

またアルバイト先でも京大に比べ、東大は他大学の人と関わりやすいです。

日本で一番の大学である

東大と京大が日本の2トップと言っても、どちらが日本で一番の大学かと聞かれたら「東大」と答える人の方が多いでしょう。

一般的な意見としても京大生の僕からしても日本で一番の大学は東京大学だと思います。

だからといって京大がダメというわけではありませんが、もし一番にこだわるならば東大を選ぶべきだと思います。

関東で就活がしやすい

東大は東京にあるため、関東での就活はしやすいです。

東京に本社を置く企業は多く、そのような企業を受ける場合、東京で面接やインターンを行うことが多いです。

そのため時間的にも金銭的にも関東で就職したい場合は東大がオススメです。

アルバイトの雇用が豊富

東京は人口が多く、それに伴い飲食店や家庭教師、塾の数も多いです。

そのため特に条件を設けずにアルバイトに申し込めばすんなりと働くことができます

また最低賃金は東京が1,041円、京都が937円となっており100円ほど東京の方が高いです。

東京の方が物価が高いため簡単には比較できませんが、金額だけで言えば東京の方が稼ぎやすいです。

研究する環境が整っている

東大も京大も全国に研究所や施設があり、研究には困りませんが、国からの研究費は東大の方が圧倒的に多いです。

ただ実績のある教授がいる研究室は国以外からの研究費ももらえるので京大でも研究室によっては豊富に研究費があります

デメリット

進振りがあるため、入学後も勉強が大変

メリットで進振りをあげましたが、デメリットでもあります。

進振りで全員希望の学部に進めるわけではなく、成績によっては希望していない学部に入ることもあります。

そのため希望の学部に入るために入学後も勉強を頑張らなくてはいけません

また友達の話を聞いた感じ、京大よりも東大の方が成績が厳しくつけられている気がします

(僕は京大しか、友達は東大しか通ったことがないので単純に比較はできませんが)

そのため大学の勉強の楽さは京大の方が上だと思います。

家賃が高い

東大周辺の物件は京大周辺の物件に比べ、同じような間取り、駅や大学からの距離でもだいたい2万円ほど家賃が高くなっています

京大は自転車で通うのが普通ですが東大は駅が2,3つ離れた場所に住む人も多いです。

東大を志望する場合は家の金銭面も少し頭に入れて考えた方が良いです。

もし金銭的に厳しくても奨学金を借りるという選択肢もあるので奨学金についても調べてみてください。

その他

真面目

東大は「真面目」というイメージがあります。

実際のところ、そうでない人もいますが、真面目な人は多いです。

なんにせよ、いろいろな人がいるので自分がどんな人であっても馬の合う人はいます!

入試は速く正確に

東大の入試で求められるのはいかに問題を速く正確にミスなく解けるかという点です。

どの科目も1問当たりにかけられる時間は京大よりも短いです。

そのため難しい問題を解けるかどうかも重要ですが、自分の解ける問題はどれか見極める力も必要になります。

京都大学

メリット

1回生のうちから専門的なことを学べる

京大は進振りがなく、入学と同時に学部学科が決まっているので一回生のうちから専門的な授業があります

あらかじめ自分のやりたいことが決まっている人は早いうちから知見を深めることができるので、自分のやりたいことがはっきりと決まっている人は京大がオススメです。

関西で就活しやすい

東大のメリットとは逆で京大は関西での就活がしやすいです。

東京に比べると少ないですが、大阪にも企業はたくさんあります。

将来関西の企業に就職したい場合は京大の方が時間、金銭的にオススメです。

履修登録の自由度が高い

京大は東大に比べ履修登録の自由度が高いです。

東大は進振りがあるため、実際に進む学部に関する授業と進む可能性のある学部に関する授業を取らなければけません

それに対し、京大は学部が決まっているためその学部に関する授業だけを取れば良いです。

そのため残りの授業は自分の興味のある授業やサークルやバイトの時間にあわせて履修を組むことができます。

*京大でも学部によっては必修の授業が多いです(例:工学部)*

家賃が安い

京都は東京に比べ家賃が安くなっています

また京大生は基本的に京大まで自転車で通うため通学のための交通費もかかりません

条件を選ばなければ風呂なしなど1万円台でも借りられる物件もあります。

そのため金銭的に一人暮らしは厳しいかも・・・と考えている人でも調べてみると条件に合う物件もあるかもしれません。

全員時計台のあるキャンパスで学べる

京大は1,2回生のうちに履修する全学共通科目が時計台のある吉田キャンパスで行われます

桂キャンパスや宇治キャンパスは4回生以降の研究室で行くことがありますが、多くの人は吉田キャンパスで大学生活を送ることになります

しかし東大は新入生はまず駒場キャンパスで授業を受け、学年が上がると赤門や安田講堂のある本郷キャンパスで授業を受けます。

しかし全員が本郷キャンパスに行けるわけではなく、学部や研究室によっては本郷キャンパスに行かない人もいるそうです。

僕の友達も「このままだと本郷に行けない」と嘆いていました(笑)。

デメリット

最下層の学力は東大より下 

東大と肩を並べて語られることの多い京大ですが、最下層の学力は東大よりも下というのが事実です。

つまり京大の方が入試難易度は下ということです。

実際、東大は無理そうだったから京大にしたという人も何人かいます。

一般的には京大でもすごいと言ってもらえますが、現役で京大に通っている身としては東大に通っている人はもっとすごいと思います。

その他

変人

京大のイメージとしてよくあげられる「変人」です。

京大に入って感じたのは普通の人が多いなということです。

ただ中には変人もいて、本当に根っからの変人なのか、京大に入ったから変人の装っているのかはわかりませんが、変な言動をしている人はよくいます

ただ大学に通っていておもしろく飽きないのは京大の良いところかなと思います。

入試はゆっくり時間をかけて

京大入試は東大に比べ1問当たりの時間が多いです。

東大が速く正確に問題を解けるかとするなら、京大は時間をかけてでも自分の力で解答にたどり着けるかが重要です。

実際に少し解いてみてどちらの入試形式が合うか確認するのもオススメです。

以前京大に入って良かったことを紹介したので他の京大の良いところが知りたい人はこちらもご覧ください!!

京大生が語る!京大に入って良かったこと8選! – 青じそブログ (aojisoblog.com)

おわりに

いかがだったでしょうか?

東大と京大は似ているようで違う大学です。

自分にあった大学がどちらなのか改めて考えてみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました