こんにちは!青じそです!

みなさん、「目標」と「目的」の違いってはっきり言えますか?

うーん、そう言われるとよくわからないな
「目標」と「目的」を混同しているとふと何のためにがんばっているのかわからなくなるときがあります。
そこで今回は「目標」と「目的」の違いについて説明したいと思います!
ぜひ「目標」と「目的」をしっかり定義して勉強していきましょう!!
青じそ
夏の模試ではE判定でしたが、現役で京大に合格し京大農学部→京大大学院に通っています。
勉強法や使っていた問題集・参考書を紹介しています!
「目標」と「目的」の違い
それでは早速「目標」と「目的」の違いを見ていきましょう!
Weblio辞書のデジタル大辞泉によると
とあります。
また「目標」と「目的」の違いとして
目的・目標——「目的(目標)に向かって着実に進む」のように、めざすものの意では相通じて用いられる。
◇「目的」は、「目標」に比べ抽象的で長期にわたる目あてであり、内容に重点を置いて使う。「人生の目的を立身出世に置く」
◇「目標」は、目ざす地点・数値・数量などに重点があり、「目標は前方三〇〇〇メートルの丘の上」「今週の売り上げ目標」のようにより具体的である。
具体例を挙げると「どうして勉強しているの?」と聞かれたとき、
「将来○○になりたいから!」、「○○大学に行きたいから!」というのは目的で
「偏差値○○を取りたい!」、「校内順位○位を取りたい!」というのは目標になります。
(「○○大学に行きたい」というのが目標に当たる場合もあります。)
大学受験における「目標」と「目的」
目標
目標はどんなもの?
大学受験における目標は
「今日は10時間勉強する!」や「今日はこの問題集を○ページ進める!」といった短期的なものから
「模試で偏差値70を取る!」とか「校内順位10位に入る!」などの中期的なものが当てはまります。
入試が近づけば「○○大学に合格する」というのも目標に入ってきます。
目標を決めるとどうなる?
目標を決めると勉強に対するモチベーションが上がります。
もっと具体的に言えば「新しいノートを使う」、「今までずっとやりたかった問題集を始める」のように勉強に対するワクワク感が出てきます。
もともとの勉強へのモチベーションが0以上のとき、目標を決めると「よし、勉強しよう!」という気持ちになれます。
反対に「勉強したくない」というマイナスの気持ちになったときは目標を決めただけでは勉強のやる気が起きない場合があります。
そういうときは勉強の「目的」が重要になってきます。
目的
目的とはどんなもの?
大学受験における目的とは
「将来○○(職業)に就きたい!」や「○○大学に合格したい!」といった長期的なものが当てはまります。
言い換えると「最終的な目標」という感じです。
目的を決めるとどうなる?
目標を決めると勉強に対するモチベーションが上がります。

なんや!目標と一緒やんけ!
すみません(笑)。
ただ同じ「モチベーションが上がる」でもスタート地点が異なります。
目標は勉強へのモチベーションが0以上のときに効果を発揮しますが、
目的はモチベーションがマイナスのときに効果を発揮します。
例えば「もう勉強やりたくない」、「早く受験終わってくれないかな」といったマイナスの気持ちになったとき、
「1日10時間勉強する!」「模試で偏差値70を取る!」とかを思い出しても余計に「もう嫌だ」っていう気持ちになりませんか?
目標ってある程度気分がいいときに思い切って設定しちゃうことが多いので、辛いときに思い出すと「なんであんな目標立てちゃったんだろ・・・」と過去の自分を恨むことも多いと思います。
ただ目的として設定した「将来○○になりたい!」とか「○○大学に合格する!」といったものはそう簡単に変わるものではありません。
勉強が辛いときの原動力になるのは職業や大学への憧れから生じる一番強い思いです。
そのため勉強が嫌になったときに「目的」というのはとても強い効果を発揮します。
目的はずっと思い浮かべながらモチベーションにするのは難しいかもしれませんが、ふとしたときに思い出すと勉強へのモチベーションがアップします。
もしまだ勉強の目的がしっかり決まっていない人はある程度時間を使って自分の軸となるものをはっきりさせておくと勉強に対する価値観が変わるかもしれません。
おわりに
いかがだったでしょうか?
「目標」と「目的」の違いは理解できましたか?
似ているようで異なる二つを理解して、うまく使いこなすと勉強もどんどんはかどります!
ぜひ自分の「目標」、「目的」をはっきりさせてみてください!
コメント