こんにちは!青じそです!
今回は僕が高校時代に通っていた東進についてどう思っているかを話したいと思います!
青じそ
夏の模試ではE判定でしたが、現役で京大に合格し京大農学部→京大大学院に通っています。
勉強法や使っていた問題集・参考書を紹介しています!
東進とは?
まずは東進を詳しく知らない人のために東進の紹介をしようと思います!
東進は他の塾・予備校とは違い対面授業は少なく、基本となるのは事前に録画した授業動画を見て講義を受けます。
「いつやるか、今でしょ」で有名になった林修など有名な講師が多いことも特徴です。
また2021年の東大合格者数は816名と東大合格者の36.4%を東進が占めるという驚異の結果も残しています(これにはちょっとカラクリがあり、後で説明します)。
全国各地に東進ハイスクール・衛星予備校があり、全国的にも有名な塾の一つです。
東進はオススメ?
結論!東進は「オススメできる人にはオススメ」です!
どうしてこんな中途半端な言い方をするかというと東進には合う合わないがあると思うからです。
次から詳しく見ていきます!
自分に東進がオススメかどうかだけを知りたい方はこちらからどうぞ!
東進に通って良かったこと
僕が東進に入って良かったと思ったのは以下の通りです。
- 自分のペースで勉強を進められる
- 同じ授業を何回も見ることができる
- 家から近い場所に塾があった
- いつでも行ける自習室がある
- 有名講師の授業を受けることができる

自分のペースで勉強を進められる
大手塾の集団授業では何月何日にどの授業をするかがあらかじめ決まっているため、自分の学校とは進度が合わなかったり、急用ができて授業を受けられなかったりします。
対して東進は録画された授業の動画を見るので自分の見たいときに見ることができます。
また動画の再生速度を変えたり、スキップしたりすることができるため、自分の理解度によってどんどん進めることも、ゆっくり進めることもできます。
部活や他の用事で忙しい、日によって空いている時間が違うという人は自分の好きな時間に授業を受けられる東進はオススメだと思います。
同じ授業を何回も見ることができる
授業が事前録画ということで、同じ授業を何回も見ることができます。
対面授業では一回きりの授業なのでその授業で全てを覚えなければいけませんが、何回も見ることができるためわからなかったところを復習することができます。
もし授業中に寝てしまってももう一度見ることができるので対面授業は不安だ!という人にはオススメです(笑)。
家から近い場所に塾があった
東進は他の塾に比べ、校舎数が圧倒的に多いです。
これは授業が動画であるためその場に先生がいる必要がなく、その場にパソコンやタブレットさえあれば授業を受けることができるからです。
そのため都市圏以外に住み、塾に行くのに時間とお金がかかってしまうという人には東進はオススメです。
また塾に行かなくても家で授業を受けることもできるため、東進でさえ家から遠いという人も安心です。
いつでも行ける自習室がある
東進は基本的に年中無休で空いています(校舎にもよりますが)。
図書館やカフェ、学校ではだいたい週に1日は休みがありますが、東進はいつでも空いているため家以外に勉強する場所がほしいという人にはオススメです。
僕は家で勉強するのが苦手だったので自習できる場所が近くにあったのはかなり大きかったです。
有名講師の授業を受けることができる
東進はどこに住んでいても、何年生でも取ろうと思えばどんな授業も取ることができます。
講師の中でも合う合わないや好き嫌いなどはあると思いますが、基本的に実績や実力のある講師ばかりなので授業のレベルは高いです。
東進の悪いところ

僕が東進に通って悪いと思ったのは以下の通りです。
- 料金が高い
- 校舎によって善し悪しがある
- サボりがちな人はサボれてしまう
- 友達が作りにくい
料金が高い
取る講座数にもよりますが、東進は料金が高いです。
入学金 | 33,000円 |
担任指導費 | 受験生:55,000円 高2生以下:33,000円 |
模試費 | 受験生:29,700円 高2生:14,850円 高1生以下:12,650円 |
通期講座受講料 (1講座あたり) | 77,000円 |
となります。
例として受験生が通期講座を5つ取るとすると
33,000+55,000+29,700+77,000×5=502,700円
となります。
ただ基本的にもっと講座を取るように言われると思うのでこれよりかは高くなると考えた方が良いです。
(逆にしっかり断れば安くすることもできます)

でも授業料ってどこもこんな感じじゃないの?

確かに河合塾や駿台を調べてみると年間授業料は70万円程度と東進と同じくらいになるけど、授業の仕組みが東進と似ているZ会やスタディサプリと比べると東進は割高なんだ!
Z会やスタサプは東進と同じく授業動画を見て学ぶ方式です(Z会は動画を見ずにテキストだけで勉強するという方法もあります)。
結論から言うと
Z会は年間30万円程度、スタサプは年間約13万円と東進よりかなり安くなります。
Z会やスタサプは東進と比べ、拘束力がなく、自分で進めていく必要がありますが、動画で勉強することだけを重要視するならばわざわざ高い東進を選ぶ必要はありません。
校舎によって善し悪しがある
メリットとして校舎数の多さをあげましたが、校舎数が多い故に校舎一つ一つのレベルは他の大手塾には劣ります。
基本的に一つの校舎につき、社員は1人か2人であとは大学生のチューターが10人程度います。
授業でわからないことがあればその場でその先生に聞ける他の塾や学校と違い、東進は授業を行う先生と質問に答える人は違います。
質問に答えてくれる人がしっかりしている人ならばいいですが、しっかりしているかどうかはその校舎によります。
また東京や京都周辺なら東大生や京大生がチューターとしていますが、他の地方都市だとまず周りに偏差値の高い大学がない可能性があります。
そのため自分の目指す大学よりも偏差値の高い大学生がいるかは確認しておいた方が良いと思います。
サボりがちな人はサボれてしまう
東進のメリットとして自分の進めたい進度で進められると書きましたが、自分に甘いといくらでもサボれてしまうというデメリットがあります。
他の塾のように授業日が決まっていないため、忙しいから、時間がないからという理由で後回しにしていると最終的には自分を苦しめることになります。
僕の知り合いにはサボりまくった結果、一年の間に授業を受けきることができずもう一年同じ講座を取った人もいます。
余分にお金がかかってしまうためこのような事態は避けたいですね。
友達が作りにくい
東進は一人で授業を受けて自習をするというシステムです。
他の塾では同じ授業を受けてる人と友達になれますが、東進は他の人と関わる機会が少ないため新しく友達を作ることは難しいです。
僕は一人で黙々とやる方が合っていたので良かったですが、友達と一緒にやりたいという人は友達と一緒の東進に通うか、他の塾がオススメです。
東進の東大合格者数のカラクリ
東進は東大合格者数が多いことをアピールしていますが、これには少しカラクリがあります。
実は東大模試で優秀な成績を取った人を東大特進コースに授業料無料で入れ、その人が東大に合格すれば数か月東進に在籍しただけで東進の東大合格者数にカウントしています。
そのため東大合格者数はあまり信用せずに提供しているサービスが自分に合っているかどうかをしっかり考えて判断したいですね。
東進がオススメな人
以上を踏まえて東進をオススメできるのはこのような人です。
- 自分の進度で進めたい
- 部活や他の用事で忙しい
- 費用は高くても大丈夫
- わからないところがあったとき東進以外に頼れる人がいる
- 他の塾は遠く、東進が近くにある
です!
おわりに
いかがだったでしょうか?
塾・予備校はかなり大きなお金が動くので自分に合ったものをしっかり選べるように考えて行動しましょう!
また無料体験を実施しているところが多いので気になる人は一度行ってみるのもいいと思います!
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