こんにちは!青じそです!
最近出版されたばかりの「世界一わかりやすい京大の化学」。
今回は現役京大生の僕がレビューしていきます!
青じそ
夏の模試ではE判定でしたが、現役で京大に合格し京大農学部→京大大学院に通っています。
勉強法や使っていた問題集・参考書を紹介しています!
「世界一わかりやすい京大の化学」はどんな問題集?
まずは「世界一わかりやすい京大の化学」の情報をまとめました!
- 問題数・・・48問
- 難易度・・・京大二次レベル
- 対象者・・・京大受験者で化学が苦手な人
オススメな人、そうじゃない人
「世界一わかりやすい京大の化学」はこんな人にオススメです!
- 京大を受験する人
- 化学が苦手な人
- 一問をじっくり丁寧に解きたい人
- 京大化学を既にある程度解ける人
- とにかく問題を解きまくりたい人

個人的に「世界一わかりやすい京大の化学」はめちゃくちゃオススメです!
僕の受験期にはなかったので、正直なんでもっと早く出版してくれなかったんだ!と思うくらいです(笑)。

メリット
「世界一わかりやすい京大の化学」のメリットは以下の通りです!
- 京大の過去問を解ける
- 解説が丁寧
- 知識の整理ができる
京大の過去問を解ける
「世界一わかりやすい京大の化学」で扱っている問題は京大の二次試験で出題された問題です。
23テーマあり、1つのテーマにつき大体例題1題、類題1題あります。
全体として48問あります。
京大の過去問の中から厳選された48問なので、「京大の化学27カ年」がハードル高いと思う人にもオススメです!
京大を受験する人であれば過去問はいずれやることになるので、過去問を「世界一わかりやすい京大の化学」で解くのは一つの手です。
解説が丁寧
解説はめちゃくちゃ丁寧です!
一般的に問題集のレベルが上がると解説が雑になることが多いですが、この問題集は真逆です!
解説だけでなく、問題に関する知識、問題の考え方、解答からもう一歩進んだ知識まで書いてあるので、普通の問題を一問解くより学びが多いです!
また問題の解説の前提の知識が書いてあることで、解答だけでは理解できなかったとき、何の知識が不足していたかがわかりやすいです。

解説が丁寧なのは問題集を選ぶ上で最重要!
知識の整理ができる
問題の解説の前に「まずはここから!」という項目があり、問題を解くために必要な知識が書いてあります。
そのため問題集だけでなく、参考書としても使用することができます。
例えば、共有結合やイオン結合などの結合の種類や電気陰性度の説明など、教科書に載っているような内容も載っています。
また基本的な内容でもイラストも交えて書いてあるので、化学をイメージで理解するのにとても役立ちます!

化学はイメージ大事だよね!

デメリット
反対に「世界一わかりやすい京大の化学」のデメリットは以下の通りです!
- 問題数が少ない
- 解説が丁寧過ぎる
問題数が少ない
「世界一わかりやすい京大の化学」に掲載されているのは48問です。
(48問といっても京大の大問が48問なのでイメージするよりかは多いかもしれませんが)
他の市販の問題集に比べるととても少ないです。
そのため問題をどんどん解きたいという人には物足りないかもしれません。

言葉通り「量より質」の問題集!
解説が丁寧過ぎる
解説が丁寧なのはメリットではありますが、デメリットとしてもあげておきます。
化学が得意で解答だけ見ても理解できる人は「何たらたら当たり前のこと書いてんねん!」という気持ちになるかもしれません(笑)。
ただ他の参考書とはちょっと違うので、意外と解説読んだら目から鱗みたいなこともあるかもしれないです!
始める時期・使い方

始める時期
「世界一わかりやすい京大の化学」は過去問の直前に始めるのがオススメです!
また実際に過去問を解いてみて「まだ、ちょっと難しいな」と思ったときに一旦「世界一わかりやすい京大の化学」をやるのもオススメです!
解説が丁寧なので教科書レベルの問題を解けるようになったらやってみてもいいかもしれないですが、
問題自体が難しいのでいくら解説が丁寧とは言え、しっかり理解するのは難しいかもしれません。
使い方
基本的には最初から始めて最後まで一通りやってほしいです。
もし自分の苦手な分野や点数を伸ばしたい分野がはっきりわかっている場合はそこだけやってもいいですが、
問題数も少ないですし、スラスラ進められると思うのでやはり全ての問題・解説を読んでください!
おわりに
いかがだったでしょうか?
個人的に「世界一わかりやすい京大の化学」はオススメです!
化学が得意な人も「なるほど!」と思うことがあるかもしれないのでチェックしてみてください!
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